2010年 08月 26日
今回はモーツアルトとドボルザーク
ピアノの上原彩子さんはヤマハ音楽教室で3才から英才教育を受けたそうです。
天賦の才能と絶え間ない努力で、これからも国際的な活躍を期待されています。
モーツアルト23番の第2楽章の抑えた情感の表現は一級品でした。
後半はドボルザークの交響曲8番
この曲を生で聴くのは初めてです。
ドボルザークの真骨頂、雄大な景色を感じる演奏でした。
やはりNHK交響楽団は日本一のオーケストラです。
個々の演奏者の実力とアンサンブル力が見事に調和がとれて、オーケストラの妙を味わいました。
特に弦の一体感は素晴らしかったです。
その能力を最大限に発揮させる小林研一郎、ただものではありませんね。
アンコールはお約束のダニーボーイ。
いつも涙腺が緩んでしまいます。
会場でCDの販売が行われていましたが、その売り子のお兄さん。
「コバケンのドボハチ いかがですか?」
「うん? ドボハチってなんなん?」
ドボルザークの8番→ドボハチらしいです。
最近流行のベートーベンの7番はベトナナ、ブラームスの1番はブライチらしいです。
ベートーベンの5番はベトゴじゃなくちゃんと運命、6番は田園なそうな。
こういうのはジャズのバンドマンが伝統的に言ってましたが
近頃は反対語も縮めるのもなにかダサイ感じです。
「今日のラーギャはチェーマン」
これはもう過去の遺物です。
でも思わず口から出てしまうのが情けないです。
ただ「50バンド」は「ゲージュウバンド」でんねん。
これからもよろしゅうたのんまっさ!